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2021.02.10

【山形市】婚約指輪のダイヤモンドの輝き「カット」について

【山形市】婚約指輪のダイヤモンドの輝き「カット」について

本日はダイヤモンドの輝きの部分、カットについてお話します。

【ダイヤモンドのカットとは?】
カットとはダイヤモンドの光を引き出してくれるものです。よく形状のことだと思われがちなのですが、ダイヤモンドのファセット(平らに磨いた面)が光といかに良い相互作用を持つかを評価するものです。ダイヤモンドのカットは、石の最終的な美しさと価値にとって極めて重要です。現在、皆さんのイメージするダイヤモンドの形は「ラウンドブリリアントカット」という58面ファセットのものです。ラウンドブリリアントカットにのみカットの評価基準が定められています。カットの評価基準は一般的に下からPoor(プアー)Fair(フェアー)Good(グッド)Very Good(ベリーグッド)Excellent(エクセレント)となっています。婚約指輪ではVery Good以上のものが望ましいです。また、Excellentの中にも分類わけがあります。3Excellent、5Excellent、Heart&Cupidなどです。ラザールダイヤモンドのダイヤモンドのカットはアイディアルメイク、アイディアリープロポーションカットとよばれています。ダイヤモンドのプロポーション シンメトリー(対称性) ポリッシュ(研磨)の要素から見ていきます。

【ラウンドブリリアントカットとは?】
ラウンドブリリアントカットは17世紀にヴェネツィアで原型が考案されました。そして1919年にダイヤモンド加工業の名門トルコフスキー家の一員である数学者のマルセル・トルコフスキー氏によってダイヤモンドから最大の光の反射と輝きを得るための数学的理論が考案されました。それが現在のラウンドブリリアントカットのベースになっています。

【7色の輝き】
ダイヤモンドが7色の光で輝くことはダイヤモンドの持つ屈折率の強さに秘密があります。太陽の光が7色の色を持っていることは皆さんご存じだと思います。色はそれぞれ波長が違い、そのことにより反射する際にずれて見え、7色の光に見えます。ダイヤモンドが宝石の王様と言われるのは硬度の高さもありますが、7色に輝く宝石だからという意味もあります。ラウンドブリリアントカットでは真上ではなく縁のほうからの輝きが7色の輝きになります。

【Heart&Cupidとは?】
H&Cと表記されることが多いです。ダイヤモンドのカットの評価の一つで対照的にカットされていないと表記されません。これはダイヤモンドを拡大した際に見られます。ハートの形と弓矢の矢のような形が見られます。ハートの形はパビリオン側(裏側)矢の形はクラウン側(表側)から見ることができます。

このように一口にカットと言っても様々あります。ぜひ後悔しないダイヤモンド選びをしてください。

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