近年では4人に1人が授かり婚で結婚しており「授かり婚」が一般的になりつつあります。授かり婚の場合、婚約指輪を渡したい男性はどんなタイミングで渡したら良いのでしょうか。授かり婚で婚約指輪を渡すタイミングにはいくつかあります。プロポーズする時だけが婚約指輪を渡す唯一のチャンスではありませんし、授かり婚ならではタイミングもありますので、ふたりにとってベストなタイミングを選んでみてください。
【妊娠がわかったタイミングでサプライズで渡す】
妊娠がきっかけで結婚を決めたとしても「きちんとプロポーズして欲しい」と思っている女性は多いものです。男性の中にも「けじめとしてプロポーズしたい」と思っている人も多いはず。婚約指輪を差しだして「結婚してください」とサプライズで婚約指輪を渡したい、渡されたいというカップルには、このタイミングがおすすめです。結婚することは決まっているけれど、改めて結婚への思いを込めて婚約指輪を贈ってみましょう。
【妊娠がわかったタイミングでふたりで買いに行く】
「妊娠=結婚」となると、「プロポーズできなかった」と思う男性もいるでしょう。そんな時は、「ふたりで婚約指輪を買いに行こう」と伝えてみてはいかがでしょうか。間接的な言葉ではありますが、実はこんな伝え方も女性は嬉しいです。婚約指輪は彼女の好きなデザインのものを贈りたいと思っている方にもおすすめです。購入後すぐに渡すのも良いですが、ふたりの思い出の場所やお気に入りのレストランへ行って贈るとより特別感が増します。
【結納や顔合わせに合わせて用意する】
両家が揃った結納や顔合わせのタイミングで渡すのもおすすめです。授かり婚となると、両家の挨拶、結納(顔合わせ)、引っ越し、結婚式とあわただしくなります。引っ越しや結婚式は安定期に入ってから行うカップルも多いですが、両家の挨拶や結納は、両家の親を安心させるためにもできるだけ早く行うことが望ましいです。そのため、婚約指輪も早めに購入する必要があります。サイズ直しや刻印をお願いすることも考慮すると、2週間から1ヶ月の時間が必要になります。購入時にいつまでに指輪を受け取れるのか確認しておきましょう。
【「出産お疲れ様」の意味合いを込めて出産後に渡す】
妊娠初期はつわりで婚約指輪どころではない妊婦さんも少なくないでしょう。安定期に入ったとしても、体調には個人差があり、出産まで不安定な体調が続くこともあります。そのような場合、出産後に「出産お疲れ様」の気持ちを込めて、プレゼントをしてみてはいかがでしょうか。赤ちゃんのお世話で忙しく、出産後すぐというわけにはいかないかもしれませんので、落ち着いてからゆっくり選ぶと良いですね。結婚指輪の場合、婚約指輪と同じタイミングもしくはお子さん一歳の誕生日がおすすめです。
【妊娠中の指輪選びの注意点】
また妊娠中はどうしても指がむくんでしまいます。そのため、妊娠中に購入した婚約指輪が出産後にサイズが合わなくなるという方もいます。逆に出産後のサイズに合わせてサイズを選ぶと妊娠中はサイズが小さく、指輪を着けることができなくなります。妊娠中も出産後もぴったりのサイズで着けたいとう方は、出産後に指輪のサイズを直すという選択肢があります。アフターサービスが充実しているお店で選ぶのがおすすめです。