指輪やネックレスのダイヤモンド、最近「なんだか曇ってきたかも…」と感じたことはありませんか?
毎日身につけるジュエリーは、知らないうちに皮脂やハンドクリーム、化粧品などの汚れが付着し、輝きが鈍く見えてしまうことがあります。
「でも宝石のお手入れって難しそう」「専用のクリーナーを買わないとダメ?」と思う方も多いのですが、実は ご家庭の食器用洗剤だけで簡単にケア できるんです。
今回は、プロのジュエリーショップが教える「ダイヤモンドを輝かせる正しいお手入れ方法」と「やってはいけない注意点」をご紹介します。
ダイヤモンドは日常のお手入れが大切
ダイヤモンド自体は地球上で最も硬い鉱物のひとつですが、油分を吸着しやすい性質があります。
そのため、毎日使っていると少しずつ曇ってしまい、せっかくの輝きが損なわれることも。
だからこそ、普段から自宅でできる簡単なお手入れを習慣にしておくと、ダイヤモンドは長く美しく輝き続けます。
食器用洗剤を使った正しいお手入れ方法
ダイヤモンドを家庭で安全にお手入れするには、中性の食器用洗剤 を使うのがおすすめです。
◎必要なもの
・中性の食器用洗剤(市販のもの)
・ぬるま湯
・柔らかい歯ブラシ
・柔らかい布(眼鏡拭きなど)
◎手順
1.ボウルにぬるま湯を入れ、食器用洗剤を数滴たらします。
2.ダイヤモンドを5〜10分ほど浸けて汚れを浮かせます。
3.柔らかい歯ブラシで石座や裏側の細かい部分を優しくこすります。
4.水道水でしっかりすすぎます。
5.柔らかい布で水分を拭き取り、自然乾燥させます。
これだけで、くもりが取れて本来の輝きが戻ります。
やってはいけないNGお手入れ
一方で、次の方法はダイヤモンドや金属部分を傷める可能性があるため避けましょう。
塩素系漂白剤や酸性洗剤:金属部分の変色・劣化の原因に。
強力な超音波洗浄器:石が緩んでいると外れるリスクあり。
ティッシュや硬い布でゴシゴシ拭く:細かい傷がつくことも。
プロのメンテナンスも忘れずに
自宅でのお手入れは効果的ですが、半年〜1年に一度はプロによる点検・クリーニング を受けるのが安心です。
・石がぐらついていないか
・爪がすり減っていないか
・小傷の状態はどうか
これらは専門スタッフがチェックしてはじめてわかること。大切な婚約指輪や結婚指輪だからこそ、定期的なプロのケアをおすすめします。
当店でも行っておりますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
◎まとめ
・ダイヤモンドは「食器用中性洗剤+ぬるま湯」で簡単にお手入れできる
・漂白剤・酸性洗剤・硬い布はNG
・セルフケアに加えて、定期的なプロのチェックで長く美しく輝きをキープ
大切な思い出がつまったジュエリー。
毎日のちょっとしたお手入れで、その輝きをずっと保ちましょう。